マンガでわかる!
対人関係の心理学
という本を読んでのメモ。
■本の内容
・会社勤めの主人公が企画開発部から総務部へ異動
・異動先で起きた対人関係トラブルについて心理学を学び実践し解決していくストーリーマンガ
・対人関係に関する心理学をわかりやすく学べる本。
■学んだこと
人間関係をよくするスキル
身に着ける事でネガティブな感情に振り回されなくなる
・マイナス思考に陥らないようにする
・自分から心を開いて周囲と打ち解けようとする
・ページング 呼吸のリズムなど相手にあわせる
・視線をときどきあわせる
・笑顔で接する
・何度も顔をあわせてみる
PM理論
・リーダーシップの必要な機能、ありかたはP”厳しさ”とM”やさしさ”のバランスが大事
・P Perfomance function 目標達成機能=厳しさが強いと強権的なリーダーとなる
・M Maintanance function 集団維持機能=やさしさがつよいと放任主義でせいかを上げれられないリーダーとなる
リーダー
・変動性、不確実性、複雑性、あいまい性に対応する力が必要
→マインドフルネスで手にいれられることができる
マインドフルネスは五感で感じたことだけに集中することが大切
マインドフルネスを行う事で下記効果が得られる
・精神が安定
・集中力がアップ
・快眠
・免疫力の向上
アドラーの考え方
・相手の感情や行動でひきづられない、自分の人生を生きること&そのために行動することが重要
・判断に迷ったときはより大きな集団の利益を優先する(共同体感覚)
漸進的筋弛緩法 (ぜんしんてききんしかんほう)
・緊張やイライラ時は体はこわばるので体をリラックスさせれば、心もリラックスるする
4-7-8呼吸法
リラックスする方法のひとつ
10分ほど繰り返す
4秒息を吸う→7秒息を止める→8秒かけて息を吐きだす
ほかにもリラックスする方法として
バイオフィードバック法、誘導イメージ法、自立訓練法などある
生体リズムを整える、精神を安定させる物質
不足するとイライラしやすくなる
合成するには必須アミノ酸トリプトファンを多く含む肉類、魚介類、豆類を摂取するとよい
人は誰かに見られているとき成果があがる
ディズニーランドではキャスト同士お互い評価しあうことでモチベーションを高めている
作業内容をチェックしてあげることで、作業依頼したひとの効率があがる
怒りの感情を止める方法
ストップ法
自分自身に何らかの刺激を与えることで、怒りの感情を一度ストップさせ冷静さを取り戻す方法
何度も繰り返すと効果定着する
自己説得法
イライラの内容を自分との対話によって明確にし冷静さを取り戻す方法
ストレスとの付き合い方
ストレスの原因はコルチゾールやアドレナリンといった活性ホルモン
危機を感じた脳が体を活性に動かすために分泌する
ストレスはあって当然
短時間のストレス・適度なストレスはほどよい緊張感をもたらしてくれるもの(ヤーキーズ・ドットソンの法則)
ストレスはモチベーションに変えてみるとよい(マインドセット)
準拠集団
自分の考え方に影響を与える集団のこと
異なるルールや考え方を触れることができると思考の固定化が避けられるので準拠集団は多い方がよい
コミュニケーションを低下させる原因
対処 | ||
対人恐怖症 | 必要以上に相手からの評価を気にしてしまうため 人と接する場面で緊張や不安を抱く症状 自意識過剰から引き起こされる |
深呼吸する 人の話を聞く 開き直る 自分に自信を持つ(小さな目標を少しずつクリアしていく) |
対人認知欲求 | 周囲の人の行動や感情が気になり知りたくなる欲求 この欲求が強いと自己評価が低くなる(消極的な人が多い) |
小さな目標をたてできたことをノートに書き自己評価を高める 一人反省会、ミスをしたことはもうしないと暗示をかける |
認知の歪み | 偏った主観 ①全か無か ②結論の飛躍 ③過度の一般化思考 ④すべき思考 |
下記のような思考をしてみる ①それでも前へは進んでいる ②同じミスをしないために改善する ③客観化してみてみる ④現実的な解決策を探す |
自尊感情 | 自分の性格や能力を肯定的にとらえたい気持ち 自尊感情が高いと自信を持てることができる、向上心も高まる、周囲から批判されてもそれはそれとして受け止め自分の価値には影響しない 自分のよいところ、悪いところを含めて価値がある存在と考える |
長所を生かす 人に親切にしてみる ほめ言葉を素直に受け取る 過去にやった出来事を振り返る |